tech・ed Japan 2010 に行ってきました

夏の恒例イベント、Microsoft tech・ed Japan に行ってきました。(2010/08/25~2010/08/27)

 

まぁ、とにかく暑い夏です。この暑さの中、案内をしている係りの人、お疲れさま。
国立大 A ホールは、基調講演のみというのは、去年と同じです。
ただ、Attendee Party は復活しました。

今年のテーマは、”次世代クラウドの真髄がここに” となっています。
2月に開催された tech・days からの流れで、今回もクラウドがメイン。

さて、基調講演。去年と同様に、ステージで生演奏。これ、評判いいのかな。
スピーカーは、MS エバンジェリストの親玉、大場さん。話し方がすごく柔らかい方です。
まずは、今回のメインテーマであるクラウド、Windows Azure からでした。
大場さん曰く、BPOS システムを Windows Azure で行う案件が多くなっているとのこと。
この内容で、何社かのゲストによるデモを紹介。この内容のポイントは

クラウドの多様化

  • 従来型 IT
  • パートナークラウド
  • パブリッククラウド

というように、企業がどのようなビジネス目的のために、どのようなシステムを組むのか、クラウドにするのか
オンプレミスにするのか、クラウドなら、どのようなクラウドを使うのかというように、最初は”クラウド”が
キーワードでしかなかったのに、時間の経過と共に、具現化されてきているというのが印象に残りました。
後半は、2011 年以降の Microsoft ロードマップをベースにテクノロジーを紹介。

  • IE9(ベータは、2010/09/15 リリース)
  • Windows Phone 7
  • Visual Studio LightSwitch

やはり、自分がデベロッパー気質なのか、テクノロジーの話題になると、ワクワクします。

第一日目 8/25

  • 基調講演
  • T7-404 Windows Presentation Foundation 4
  • T6-308 .NET Framework 4 を使用した並列プログラミングとデバッグ、プロファイリング
  • T6-309 詳説! Visual Basic 10、C# 4.0 の新機能
  • Attendee Party

第二日目 8/26

  • T1-501 .NET 4 時代の Windows Azure アーキテクチャ選択
  • T6-304 Expression Blend 4 でデザインする Silverlight 4 アプリケーション
  • T1-312 クラウド時代のデータベース、ベストプラクティス
  • T7-402 開発者のための Internet Explorer 9
  • 休憩
  • T6-402 Windows Server AppFabric を使用したサービスホスティングと分散キャッシュの実践ノウハウ

第三日目 8/27

  • T4-402 ADO.NET Entity Framework ディープダイブ
  • T6-401 WCF RIA Services を使った Silverlight 4 アプリケーション開発
  • T5-306 SharePoint 2010 & Office 2010 開発レシピ
  • T5-403 Exchange Server 2007/2010 のトラブルシュート Tips
  • T1-502 クラウドコンピューティングの最先端技術動向と選択の選択

今年は、IT ヒーローズラウンジがなかったので、落ち着く場所がなかったなと。
あと、Twitter 多すぎ。セッション中にツイート実況が多くて、どうなんだろうって思ってしまった。

個人的には、T6-308(岩田さん、お疲れ様でした。プロファイラを世に知らしめるという目論見がよかった)、
T6-402(松崎さん、やはり、この 2 つを 1 セッションでやるのはきつかったですね。分散キャッシュは非常に注目しています)が
良かったです。
tech・ed の最後を T1-502 荻原さんで締めくくり、全セッションを終了しました。
シアターセッション、Birds of Feather は、もっとテクノロジーやコアな内容があれば、出たのですが。

ちなみに、今年は、くじ引きで何も当たりませんでした。
今までは引きが強すぎたのかな。

これで、夏も終わり…まだまだ、暑さは残ってるけど。

また、来年の tech・ed で会いましょう。

tech・ed Japan 2009 に行ってきました

今年も夏の恒例、tech・ed に行ってきました。15 周年記念なんだそうです。

今年は規模も例年よりも小さく、少し物足りなかった感がありますね。
国立大 A ホールは基調講演だけだし、スポンサーブースも少なかったり、Attendee Party 無いし…。

今回のテーマは、新たな可能性。新次元への道標。

Microsoft プロダクト群も 2010 年シリーズのリリースラッシュが続くのでそういう意味も込められているのでしょう。
その第一弾として、ベースオペレーティングシステムの Windows 7 & Windows Server 2008 R2 のリリース
なのでしょうね。

これは基調講演が始まる前です。スクリーン横で、生演奏…。
この方々は一体、どのようなグループなのかなぁ。
キーノートは、techdays 2009 に引き続き、大場さんでした。
今までは派手(!)な見せ物が名物だった基調講演は、ここ 2 年はおとなしくなっちゃいました。
大きく、3 つに分かれ、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Office 2010 ごとにプレゼンターが替わりました。
Windows 7 では OS ブートが高速になったというデモを見せていましたが、突っ込みどころも満載。
Quad コア + RAM4GB + SSD 環境でブートが速くても…。
それにネットブック PC で RAM1GB ってかなり贅沢だと思うのですが…。
でも、Windows 7 は確かに軽いし、快適です。
Office 2010 の中では、特に PowerPoint 2010 の画面操作の動画レコーディング機能&動画再生 が印象に残りました。
これ、何気にすごいアイデアだと思います。

8/26 第一日目

  • キーノート
  • T3-201 Exchange Server 2010 新機能とアーキテクチャ
  • T2-305 Silverlight 3 の新機能
  • T2-306 ASP.NET MVC アプリケーション開発
  • T2-310 WCF で実現する SOA、REST

8/27 第二日目

  • 午前中は、MS の方といろいろとお話し
  • T2-309 ADO.NET Entity Framework and LINQ データアクセス開発
  • T2-304 ユーザーエクスペリエンスに優れた RIA を作るには
  • T2-307 業務アプリケーション向けの WPF 開発

8/28 第三日目

  • T2-403 Silverlight、ASP.NET、.NET RIA Services によるデータ駆動アプリケーションの構築
  • T2-402 クラウドコンピューティングでアーキテクチャ原則や開発パラダイムはどう変えるべきか?
  • BOF-13 Deep Zoom++: オープンソースによるダイナミック Deep Zoom アプリケーション
  • 休憩
  • T2-201 Visual Studio 2010 & .NET Framework 4 概要

さて、去年に続いて、今年もくじが当たっちゃいました。
INNOVATION AWARD 2009 の投票で、図書カード 2000 円分(15名)に当選しました。わーい。

これで夏も終わりですね。

Microsoft tech・ed Japan 2009

夏の恒例イベントです。
この名前を見て、あれ?っと思った方は通の方ですよね。
今までは、tech・ed Yokohama だったのに、今年は、tech・ed Japan に名称変更されたようですね。
開催日は、2009/8/26 ~ 2009/8/28 の 3 日間です。

今年の傾向ですが、Windows 7 一色かなと思いきや、そうでもなく、すでにリリース済みの Silverlight 3.0、
これからリリースの VS2010、Exchange 2010、.net framework 4.0 といった具合に結構広い範囲に
なっていますね。ただ、例年では 4 日間あるのに今年は 3 日間の開催ですから、あまりディープなものはなく
広く浅くを狙った結果のセッション内容かなと思います。

あと忘れてはいけないのが、セッション資料を事前に用意して持っていかないといけないということです。
ノート PC を持っていく、or 会場の PC を使えば、その場で tech・ed Online Services に繋いでダウンロードできますが、
ログイン用のユーザー名とパスワードを忘れないようにしないと…。

去年のネタは、こちら

今年も IT ヒーローズ ラウンジありますね。
あとは、インフルエンザ対策かな。マスクは持っていこうと思います。

Tech・Ed も終わり、夏も終わり

夏のイベント Tech・Ed も終わりました。
自分の中では今年も夏が終わりなんだなってところです。

Tech・Ed 2008 Yokohama に行かれた方はいかがでしたでしょうか。
Dynamic IT の "より具現化" がテーマだったため、あまり新しいテクノロジーはなかったですね。
それでも、注目すべきテクノロジーもありました。
ワタシが聴いたものは、こんなセッションでした。

8/26 第一日目

  • オープニング & キーノート
  • T3-311 Exchange Server 2007 SP1 の展開と運用管理
  • T2-306 Visual Studio と Expression で「開発」するエンタープライズ WPF アプリケーション
  • T2-314 .NET Framework 3.5 SP1 における ASP.NET AJAX 新機能とパフォーマンスの最適化
  • T2-312 RIA で差別化するための Sliverlight 2 開発

8/27 第二日目

  • T2-315 Visual Basic 2008 開発環境と Visual Basic 9.0 の新機能のメリットと開発のコツ
  • T2-311 ソフトウェア開発におけるユーザーエクスペリエンス戦略
  • T2-302 WCF / WF を活用した実践的アプリケーションの開発

8/28 第三日目

  • TH-303 エクスペリエンスデザインを中心とした新しい開発ワークフロー
  • T2-401 WCF / WF を使用した拡張
  • T2-404 Software Factories ~ Web Client Software Factory の活用と GAT / GAX による拡張 ~
  • H-317  Visual Studio 2008 と SQL Server 2008 による次世代データベースアプリケーション開発
  • T2-301 LINQ & Entity Framework ~ プレミアムデモンストレーション~

8/29 第四日目

  • T2-403 クラウドコンピューティングに対応する次世代アーキテクチャ設計法
  • T2-303 ADO.NET Data Services 的な生活 (プロジェクト "Astoria")
  • T2-313 Silverlight 2 から Web サービスや多様なデータストアを利用する – Working with Web Services in Silverlight 2 –
  • T2-305 Windows フォーム開発者に捧ぐ! WPF への移行 ~ ビジネスアプリケーションにもユーザーエクスペリエンスを ~
  • T2-402 ASP.NET MVC Framework 概説 ~ .NET Web アプリケーション開発のパラレルワールド ~

セッションを振り返るのもよいのですが、個人的に今回のTech・Edで三日目にあった
パートナーブースでのキーワードクイズ抽選クイズの方が思い出深いです。

なんてったって、1等の「プジョーマウンテンバイク」が当たっちゃいましたから。

これがその目録です。

ほんとにくじ運が無くて、こんな高額当選は生れて初めてなんです。
一生分のくじ運を使いきっていなければいいのですが。
でも、届きたての MTB には何も(泥除け、ライト、スタンド)付いてなくて、寂しいものでした。
結局、これらをすべて購入(もちろん、鍵も購入)したため、結局のところ、1万円強使うはめに…。
安いママチャリなら買えてしまいますよねェ。
そして、周りの反対(MTB にカゴは邪道だ!)を押し切り、カゴ も付けました。
やっぱり、カゴが無いと街乗りには不便ですよね。
すべて取り付け終わり、こんな見た目になりました。

かなり気に入ってます。
しかし、当選した MTB の防犯登録が一番大変だったとは…。

Microsoft Tech・Ed 2008 Yokohama

今年もやってきました夏のイベント Tech・Ed です。開催日は 2008/8/26 ~ 2008/8/29 です。
場所は、恒例の パシフィコ横浜 です。
早期申し込みは 2008/7/31 までですので、参加予定の方は早めに申し込みましょう。(一応、宣伝)

それにしても、一年って早いですよね~。
もうかれこれ、何年行っているでしょう…。X年連続とかで、何か景品欲しいですぅ。

さて、今回は番外編として、「Tech・Ed の歩き方」 を紹介します。
一応、経験則に基づいていますが、あくまでもワタシ個人の独断と偏見ですのであしからず。

テクニカルセッションについて

  • 必ず、スピーカーが誰であるかを確認する
    これ、重要ですよね。もちろん、お気に入りのスピーカーや知り合いのトレーナーは
    外すことができませんが、自分に合った話し方をしてくれる人を探してみましょう。
  • 会場間の移動時間
    A 会場は、少し離れています。極力、A 会場への往復を無くすようなセッションスケジュールを
    考えましょう。ただ、眠くなったら、A 会場が快適だったり?
  • 軽めの長袖上着を用意する
    ここ最近は寒すぎるということはなくなりましたが、それでも、外の真夏の気温から
    室内に入ったら、一気に体は冷えます。温度差もありますから、体を壊さないようにしましょう。
    ワタシも Tech・Ed で風邪をひいたことが何回があります。一枚、長袖を用意しておくと
    体調管理にはよろしいかと思います。特に冷房の効きがいいのは、B 会場です。

軽食・飲み物について

  • 放題だからと言って摂りすぎない
    特に飲み物ですね、柑橘系を多く摂りすぎると、トイレに行きたくなっちゃいますからね。
    セッション中にトイレに行くのは周りの方にも迷惑がかかります。
  • 軽食(パン)やスナックは時間と共になくなる
    これは仕方がないことです。大体、15:00 を過ぎると小腹が減るんですよね~。
    そんなときは、国立大ホールに向かった方がいいかもしれません。

昼食について

  • 焼肉、とんかつは混む
    昼食代は、参加費用に含まれています。受け付け時にもらう Attendee Bag に、みなとみらい共通食事券が
    入っています。おそらく、1,250円 × 4 だと思います。
    経験上、焼肉屋さん、とんかつ屋さんは混んでいます。少し歩きますが、ランドマークタワーの方に
    行ってしまった方が比較的空いています。

ノベルティグッズについて

  • 初日は混む
    国立大ホールに、各社のスポンサーコーナーがあります。ここにいくと、名刺やアンケートと交換に
    なりますが、様々なノベルティグッズを貰えます。
    ただ、初日は非常に込んでいます。待つのが嫌な方、混雑が嫌な方は、2日目以降に行きましょう。

Attendee Party について

  • 一人でもぜひ行きましょう!
    せっかくなので、行った方がいいです。料理はバイキング形式なので、とくかく食べましょう!
    あとは、豪華(?)景品が当たるくじ引きもあります。行って損はありません。

(番外編) IT ヒーローズラウンジについて

  • いいものは午前中になくなる
    MCP 上位資格者が入ることができる内緒(笑)のお部屋です。居心地はいいのですが、年々、人が増えているので
    15:00 近辺は混み混みだったりします。

こうして書いていると、一冊の本が書けそうな勢いに…。
強引ですが、最後にまとめます。
せっかく、4 日間も行くわけですから、自分なりのテーマを決めて参加されることをオススメします。
別に難しいテーマを考える必要はありません。例えば、

  • 一日一枚セッションスピーカーから名刺を貰う。(一日一度は Ask the speaker で質問する)
  • 特定の製品・テクノロジーのセッションだけは必ず出る。あとは、自由に過ごす。
  • Hands-On に特化する。

なんていうのでも構わないと思います。
堅苦しくならずに、楽しみましょうね。