インストーラーのエクスペリエンス

突然ですが、インストーラーに UX(エクスペリエンス)は必要か?と問わせて、どう答えますか?
色々な考え/意見があると思いますが、ひとつの答えとして、Microsoft が

提供しています。
Windows 関連製品を開発する際には、ぜひとも、読んでおくべき内容だと思います。

Win7: Windows 7 らしい UX(TaskDialog 編)

エンタープライズ分野でも Windows 7 対応アプリケーションが増えてきました。
ただ、ほとんどが互換性を重視するもので、UX も、Windows 7 に最適化されているものではなく
ちょっと残念な気がします。

そこで、ほんのちょっとの変更で、Windows 7 らしい UX に対応できる Tips をいつくか紹介しようと
思います。まずは、TaskDialog を紹介します。
(ちなみに、TaskDialog は、Windows Vista からサポートされています)

そもそも、TaskDialog ってなんだ?ってことになるのですが、一言で言えば、ゴージャスなメッセージボックスです。
いや、まじめに書きます。

タスクダイアログですが、Vista 以降、メッセージボックスに置き換わるものとして提供されています。
メッセージボックスは単純なユーザー応答(はい/いいえ/キャンセル)だけを求めるものでしたが、
タスクダイアログは、もっと幅広くユーザーからの情報を収集するために使用するという位置づけになりました。
(これもエクスペリエンスの 1 つです)
要は、”メッセージボックス以外の機能であれば、ダイアログを開発者が作ってね”というものを
”OS 機能として提供するから使ってね”ということです。

まずは、お馴染みのメッセージボックスから。

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