Win7: Fault Tolerant Heap(その2)
2009/07/25 コメントを残す
以前、Windows 7 の機能で Fault Tolerant Heap を紹介しました。
追加情報がありますので、まとめておきます。
FTH の起動条件
- 対話型プログラムであること
…とありますが、実際には、コンソールやサービスプログラムでも FTH が動く場合があるみたいです。 - FTH は Diagnotic Policy Service サービスが実装しているので、この実行アカウント(Local Service)の権限範囲内で実行できること
例えばですが、ユーザープロファイルフォルダに対して、Local Service アカウントは読み取り権限を持っていません。
そのため、ユーザープロファイルフォルダ上にあるプログラムに対して FTH は働きません。
FTH が動作したときのイベントログを載せときます。
この例は、wmphost.exe というクラッシュするプログラムに FTH が働いた場合です。