2010 年の夏。Windows Server 2008 SP2 を Windows Server 2008 R2 にアップグレードしてみる
2010/08/10 コメントを残す
久々の記事なのに、別に大したことではなくてすみません。
たった 1 台の DC 構成(シングルドメイン、シングルフォレスト)です。メンバーサーバーは 2 台のみ。
なので、特別なことは必要ないのですが…。
インストール済みの役割(サーバーマネージャーに従った書き方で)
- Active Directory ドメインサービス
- Active Directory 証明書サービス
- DNS サーバー
- Web サーバー(IIS)
- アプリケーションサーバー
- ターミナルサービス
- ファイルサービス
- 印刷サービス
こんな環境になっています。なお、3rd 製のアプリケーションは、Symantec Endpoint Protection のみです。
DC を稼働させるには、Windows 標準機能以外は使わない、インストールしないっていうのが
安定稼働させるための重要なポイントです。
アップグレードの前に、Symantec Endpoint Protection だけはアンインストールしておきます。
- 既存の Active Directory に対して、スキーマ拡張を行う
- Windows Server 2008 R2 をアップグレードインストール
えーと、これだけなのかな。あれ?過去に似たようなことを書いたかも。
- Windows Server 2008 Active Directory を追加する
http://re-thinkthings.spaces.live.com/blog/cns!1C5AE98DA3645F42!482.entry
これと似たような感じですね。
(1)既存の Active Directory に対して、スキーマ拡張を行う
2008 R2 の DVD メディアにある adprep フォルダから、adprep コマンドを以下の順で実行します。
adprep /forestprep
adprep /domainprep
adprep /domainprep /gpprep
adprep /rodcPrep
これで準備環境。
(2)Windows Server 2008 R2 をアップグレードインストール
DVD メディアの setup.exe を実行する。
アップグレードインストールを行うので、既存 OS、つまり、Windows Server 2008 が起動している状態から、実行する。
そこで、アップグレードを選択すればよい。
で、あとは、待つべし。結構、時間がかかります。(私の環境では、1時間10分かかりました)
あー、終わった。